「作品」を構想し、「作品」を実現する
講師(リレーション)
関連情報
24本の連続レクチャーコース「作品とは何か」の詳細はこちら
単回受講はこちらからお申し込みください
概要
作品をいかに構想するか。完成する作品を構想するのではない。その意味での作品は、わたしの外部からやってくる。作品の構想とは、作品を召喚する装置の形式化である。現代アートは、デュシャン以降、それについて試行錯誤し続けてきたが、それに関する明快な議論は多くない。ここでは、装置の形式化を、二項対立する二つの概念の共立と、脱色化を通して実現し、その結果、「作品」がやってくる瞬間を迎え入れる、という理論〜実践について議論する。特に、2022年3月に実施した演者自身の作品展(日本画家・中村恭子との二人展)を通して、具体的にその過程を論じることになる。
日時
2022年11月5日(土)20時〜21時30分
人