ぬかるみ派再版記念イベント「ぬかるんだ絶滅から」
概要
ぬかるみ派創刊号の第二版刊行記念としてPARAでトークイベントを行います。
ぬかるみ派三号のテーマは「Z世代」と「絶滅」ということで、加速主義や思弁的実在論にお詳しい仲山ひふみさんと去年4月に『絶滅へようこそ』を刊行なさった稲垣諭さんをお招きし、加速主義や思弁的実在論あるいは現代思想における絶滅の問題などを雑多に議論します。
ぬかるみ派とは?
未だ深く検討されていない分野についての論点を紹介あるいは翻訳し、議論の土台形成を目指す批評集団。去年2022年秋の文学フリマで創刊号「vol.1特集=自己啓発」と「vol.2特集=加速主義」の2冊を刊行。創刊号の2冊では自己啓発ブームの再検討、反出生主義の議論の紹介、加速主義の未邦訳文献の翻訳や用語辞典などを掲載しつつ、それらに関する批評を集めました。
日時 | 8月6日(日)13:00 - 22:00 |
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タイムテーブル | 13:00 - 18:00|即売会(入場無料) 18:00 - 22:00|トーク「絶滅」 18:00 - 19:30|仲山ひふみ × 幸村燕 × 岸井大輔 20:00 - 21:30|稲垣諭 × 幸村燕 × 岸井大輔 |
即売会入場料 | 無料 |
トーク入場料 | 本2冊セット券|5000円
一般 |3000円
学生 |1000円
(PARAフリーパス使用可・コースイベント無料適用)
※当日現金精算
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会場 | PARA神保町2F 東京都千代田区神田神保町2-20-12 第二冨士ビル 2階 https://goo.gl/maps/th8HqeciE7dRfDdK8 ※会場まではビル内の階段を利用してご来場ください |
トークゲスト
18:00-19:30 仲山ひふみ
1991年生まれ。批評家。主な寄稿に「「ポスト・ケージ主義」をめぐるメタ・ポレミックス」(『ユリイカ』2012年10月号)、「聴くことの絶滅に向かって──レイ・ブラシエ論」(『現代思想』2016年1月号)、「加速主義」(『現代思想』2019年5月臨時増刊号)、「マーク・フィッシャーの思弁的リスニング」(『web版美術手帖』2019年9月5日)、「ポストモダンの非常出口、ポストトゥルースの建築──フレドリック・ジェイムソンからレザ・ネガレスタニへ」(『10+1website』2019年10月号)、「「リング三部作」と思弁的ホラーの問い」(『文藝』2021年秋号)。また、手売り限定の批評誌『アーギュメンツ#3』(2018年6月)を黒嵜想とともに責任編集。
20:00-21:30 稲垣諭
北海道生。自治医科大学総合教育部門(哲学)教授を経て現在、東洋大学 文学部哲学科教授。専門は現象学・環境哲学・リハビリテーションの科学哲学。著書に『大丈夫、死ぬには及ばない──今、大学生に何が起きているのか』 (学芸みらい社)『壊れながら立ち上がり続ける―個の変容の哲学』(青土社)、『絶滅へようこそー終わりから始める哲学入門』(晶文社)など。『群像』(講談社)にて「「くぐり抜け」の哲学」連載中。
18:00 - 22:00 岸井大輔
劇作家。1970年生。1995年より他ジャンルで遂行された形式化が演劇でも可能かを問う作品群を発表している。代表作「東京の条件」「好きにやることの喜劇(コメディー)」「ポストコンテンポラリーアート」。戯曲集「戯曲は作品であると東京の条件とその他の戯曲」「始末をかくと前後の戯曲」発売中。多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科非常勤講師。PARA主宰。
https://playsand.work/s/