PARAでつくってます2 贅沢貧乏 アーティスト イン レジデンス

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公開イベント開催決定 <6月20日(火)情報公開>
 

レクチャーパフォーマンス・公開会議実施のお知らせ

 
 
                           Photo: Kengo Kawatsura
 
 
贅沢貧乏は、5月の後半から神保町・PARAで通い型アーティスト・イン・レジデンスをしながらクリエーションを重ねています。
上演や発表の場を事前に設定せず、とりあえず集まってなにかやろう、という自由で贅沢な時間を過ごしながら、「演劇」や「身体」、「演技体」についてじっくり考えてきました。野球選手に例えると、上演が試合だとすると、投球フォームの確認とか筋トレとかキャッチボールをしているような時間です。
今回の滞在も終わりに近づいてきたことから、PARAでの日々を振り返りながら実際のクリエーションの様子をお見せするレクチャーパフォーマンスと、PARAでの滞在を振り返り今後の未来について考える公開会議をしてみようと思います。
PARA滞在中の目標として掲げている「劇団の演技体を獲得する」ということはもちろんまだ途中なのですが、入り口くらいは見えてきたということで、PARAでの気づきを経て、これからの10年、どうやって演劇をつくっていく?という問いについて、みなさんに共有しながら、考え、話し合う場にできたらと思っています。
 
 
レクチャーパフォーマンス「想像させる演技を考える」
日時2023年7月2日(日)14:00〜17:00
出演 出演|青山祥子、大竹このみ、武井琴、田島ゆみか、山田由梨 聞き手|岸井大輔(PARA主宰)
タイムテーブル13:30     開場・受付開始 14:00ー15:00 パフォーマンス(完成した作品ではなく、研究中の演技をお見せします) 15:00ー15:15  休憩 15:15ー17:00  レクチャートーク(何を研究していたかを話しますwith岸井大輔)         ・基本お客さんは、みる・きく会となります
会場PARA神保町2F 東京都千代田区神田神保町2-20-12 第二冨士ビル 2階 https://goo.gl/maps/th8HqeciE7dRfDdK8 ※会場まではビル内の階段を利用してご来場ください。
入場料2500円 ドリンク付🥤 ※PARA各種フリーパス・コース無料適用 ※現地受付精算・現金のみ ※入退場自由 ◉PARAレジデンス応援チケット(7月2・3日共通) 今後PARAでレジデンスをするアーティストの滞在がより豊かなものになるよう、下記のものを募集しています。 お譲りいただける方は、本イベントに無料でご参加いただけます! ・IHコンロ ・電子レンジ ・ハンガーラック ・姿見 ・時計(壁掛け) ・フライヤーラック(チラシを置くための) ※新品ではなくおうちで眠っているものをお持ちください(PARAに直接お持ち込みいただけると助かります)。 ※お譲りいただける方は7月2日・3日とも無料でご参加いただけます(1日のみも可)。 ※予約フォームからお申し込みいただく際、備考欄にお譲りいただけるものの詳細をご記入ください。
予約6月21日(水)10:00より予約開始 予約フォーム
お問い合わせ贅沢貧乏 zeitaku.binbou@gmail.com
 
公開会議「PARAでのレクチャーパフォーマンスを振り返りながら、さらに深く演技について話し合う」
日時2023年7月3日(月)13:00〜15:00
参加者青山祥子、大竹このみ、武井琴、田島ゆみか、堀朝美、山田由梨、ご参加の皆様
タイムテーブル12:45     開場・受付開始 13:00ー15:00 ずっと話します         ・基本お客さんは、一緒に考える・話し合う会となります
会場PARA神保町2F 東京都千代田区神田神保町2-20-12 第二冨士ビル 2階 https://goo.gl/maps/th8HqeciE7dRfDdK8 ※会場まではビル内の階段を利用してご来場ください。
入場料1500円 ドリンク付🥤 ※PARA各種フリーパス・コース無料適用 ※現地受付精算・現金のみ ※入退場自由 ◉PARAレジデンス応援チケット(7月2・3日共通) 今後PARAでレジデンスをするアーティストの滞在がより豊かなものになるよう、下記のものを募集しています。 お譲りいただける方は、本イベントに無料でご参加いただけます! ・IHコンロ ・電子レンジ ・ハンガーラック ・姿見 ・時計(壁掛け) ・フライヤーラック(チラシを置くための) ※新品ではなくおうちで眠っているものをお持ちください(PARAに直接お持ち込みいただけると助かります)。 ※お譲りいただける方は7月2日・3日とも無料でご参加いただけます(1日のみも可)。 ※予約フォームからお申し込みいただく際、備考欄にお譲りいただけるものの詳細をご記入ください。
予約6月21日(水)10:00より予約開始 予約フォーム
お問い合わせ贅沢貧乏 zeitaku.binbou@gmail.com
 

 

プログラム概要

 
演劇をつくるのはコスパが悪い。長時間大勢が同じ場所に集まらないと始まらない。効率に逆行してる。それが魅力だ。 レストランが調理する場所であるように、劇場はつくる場所でもあるべきだ。けど劇をつくるのは高級レストランより贅沢だ。叫んだり踊ったりでき、つかれたら寝たりもでき、なんならそのまま泊まれて、ものが置きっぱなしにでき、タブーなく話せ、仲間も関係ない人も来れたほうがいい。交通の便もよいといいし、周りに面白い場所やおいしいお店がたくさんほしい。 PARAはそれができる場所が東京にほしくて、つくってる。 5月ー7月にPARAに贅沢貧乏がいます。で、なんかつくってます。公演も発表もないかもしれない。(あるかもしれない) 今年1月のサミュエル・ベケット「いざ最悪のほうへ」(額田大志演出矢野昌幸出演)に続く「PARAでつくってます」シリーズ第2弾です。 何も公開しないかもしれないけど、乞うご期待! PARA主宰 岸井大輔(劇作家)
 
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2014年から2016年にかけて、わたしが一軒家やアパートを借りて演劇をつくっていたのは、稽古と本番を同じ場所でやりたかったからでした。つまり、劇場で上演するなら、劇場でつくるのが作品のためには一番いいに決まっていると思ったのです。今もそうだと思っているけど、それは当然難しい。自分が拠点としている東京では尚更難しい。 しかし、神保町のPARAが、それを叶えてくれるという。 しかも、何かつくってみて、上演まで至らなくてもいいし、至りそうだったら上演をしたらいいよという自由さで。 劇場という場のことを、演劇のことを、アーティストのことを、まじで本気で考えているPARAの方たちに痺れました。 贅沢貧乏は、5月の後半から7月の前半にかけて、PARAで通い型アーティスト・イン・レジデンスをしながら作品を作ります。 劇団は(またはわたしたちは)、時に、何をつくるか全然決まってないけど、とりあえず集まってつくってみようという自由さが必要で、そこで生まれる豊かさは、上演が迫るプレッシャーの中では(あるいは毎日稽古場代がかかってる!というプレッシャーの中では)生まれないものだったりします。 個人的にわたしは今演劇のことをすごく考えていて、実験したいことは色々とあるのです。何になるのか、どうなるのかはわかんないけど。 PARAは様々な講座を開いていたり、同じ建物に美学校があったりして、いろんなアーティストたちが行き来する場所だからそれも面白いと思います。 わたしたちは稽古場をオープンにしながら、人が行き交う場所で、演劇をつくってみます。 贅沢貧乏 山田由梨(作家・演出家・俳優)