湯田冴 個展「惑わせるもの When a meteorite crushed」

会期

2022年12月22日(木)ー 29日(木)
開場時間14:00 – 20:00
チケット1,000円(展覧会入場料・会場にて発売します)
備考会期中出入り自由 12月27日トークイベント 会場はビルの4階です。階段を利用してご来場ください

展示概要

アーティストの湯田冴による新作個展を開催します。湯田はこれまでリサーチをベースとしてその対象にSFの舞台装置を作り、写真や映像を用いた記録で新たな物語をもたらす手法で表現を行ってきました。今回の新作個展「惑わせるもの When a meteorite crushed」では、ある場所や人に突如としてもたらされる石をテーマに、写真・映像作品とそれに付随したテキストを展示します。作品は長野県飯田市山中で撮影された御池山隕石クレーター遺跡の記録や、作家の知人や公募から収集したさまざまな尿管結石の写真などから構成されます。人の身体の内側から降り注ぐ結石と、宇宙空間を漂いながら地球の重力に引き合わされる隕石という、規模も成因も異なりながらどちらも人間にとって強烈な体験をもたらす2つの特異な石の発生から、招かれざる石が変容させる人の物語を導き出します。
 

12月27日18時ー20時 トークイベント ゲスト 小宮りさ麻吏奈

クィア的視座から浮かび上がる新たな時間論への関心から「新しい生殖・繁殖の方法を模索する」ことをテーマにメディアにとらわれず活動している。主なプロジェクトに「小宮花店」、制度における同性婚不可と建築法の問題を重ね合わせ、再建築不可の土地に庭をつくるプロジェクト「繁殖する庭」など。近年の主な個展に「-ATCG」(TAV GALLERY)、グループ展に「REBORN ART FESTIVAL 2019」(宮城県)など。