映画「繁殖する庭」パンフレット完成上映会

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既存の制度によって去勢された存在や事象をすくい取る「繁殖する庭」は小宮りさ麻吏奈と鈴木千尋からなるユニット。同名の映画のパンフレットが刊行したので上映とパンフレットの販売をします。

会期

2023年5月21日(日)ー22日(月)
日時5/21(日)17:30-18:30 19:00-20:00 20:30-21:30 5/22(月)17:30-18:30 19:00-20:00 20:30-21:30 (受付後は入れ替えなし・出入り自由)
上映時間1時間
チケット一般|1800円 学生|1200円 (PARAフリーパス使用可・コースイベント無料適用) パンフレット付チケット一般|2500円 学生|2000円 パンフレット単体|1500円 ※当日現金精算
ご予約事前予約制 以下のフォームよりご予約の上、ご来場ください。 https://forms.gle/KimV46rFyeuo9eJ9A
会場PARA神保町 2F 東京都千代田区神田神保町2-20-12 第二冨士ビル 2階 https://goo.gl/maps/th8HqeciE7dRfDdK8 ※会場まではビル内の階段を利用してご来場ください。
お問合せco.playsandworks@gmail.com

プログラム概要

繁殖する庭は、小宮りさ麻吏奈と鈴木千尋の2名が家を建てられない土地に庭を作るプロジェクトです。 現行の建築基準法の規制により家を建てることができない「再建築不可の土地」では、「家」を建てることができません。 また、結婚制度で規制されている「同性による結婚」においても、「家庭」を持つことができません。 このプロジェクトでは、2つの制度によって規制された2つの「家(庭)」を重ね合わせ浮かび上がらせるとともに、制度化された家の新しい形として「庭」を作ることを模索しています。 今回、その過程で制作したエクスペリメンタルドキュメンタリーの上映をPARAでいたします。 政治家による「同性婚」や性的マイノリティへの無理解や差別感情をあらわにした発言も飛び交う現在、日本という国で「同性婚」や性的マイノリティがどういうリアルに晒されているのかを、映画の中では自分たちが意図した以上に生々しく切り取られている気がします。 ただ庭を作るということがこんなにも難しい、ということが、ただ家(庭)を持つことがこんなにも難しい、と思わされる土地、土壌に私たちは住んでいます。 会場では完成したばかりのパンフレットも販売いたします。 この機会にぜひご覧ください。
 

あらすじ

現行の建築基準法の規制により家を建てることができない「再建築不可の土地」と、日本の結婚制度で規制されている「同性による結婚」という、2 つの制度の間で「規制された家(庭)」を浮かび上がらせるとともに、制度化された家の新しい形として、「庭」を作ることを模索する、エクスペリメンタルドキュメンタリー。
 

主催|繁殖する庭プロジェクト、PARA