『昼の街を歩く』戯曲リーディング上演 

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西尾佳織がPARAの「劇作家の執筆に付き合う(付き合わされる)10日間」で執筆した『昼の街を歩く』を、作家と講座受講生がリーディング上演。稽古と上演の全体を公開。

会期

2023年4月25日(火)ー26日(水)
出演朝比奈竜生、石川朝日、平井光子、矢野昌幸
日時4/25(火)11:00~17:00 稽古 4/26(水)11:00~17:00 稽古、 19:30~ リーディング+戯曲検討会 ※開場:稽古開始時刻の10分前、リーディング+戯曲検討会開演の30分前
チケット4/25(火)と 26(水)両日|3,000円 4/26(水)のみ|3,500円 ※両日とも、11:00~17:00の稽古時間中は出入り自由です。 ※PARAフリーパス使用可・コースイベント無料適用 ※当日現金精算 ☆当日受付あり。ご希望の方は直接会場までお越しください。 ご予約→https://shibai-engine.net/prism/webform.php?d=xfnkvu8l
会場PARA神保町 2F 東京都千代田区神田神保町2-20-12 第二冨士ビル 2階 https://goo.gl/maps/th8HqeciE7dRfDdK8 ※会場まではビル内の階段を利用してご来場ください。

プログラム概要

2022年度のPARA講座「劇作家の執筆に付き合う(付き合わされる)10日間」の場で執筆された『昼の街を歩く』の戯曲を、作家と講座受講生がリーディング上演します。
「リーディング」と銘打たれた公演を観る度(もしくは自分がやる度)に浮かぶのが、「リーディングって何なの?」という疑問です。大体の場合、そこまで演出的に色々やるなら、もう普通に上演すればいいじゃん!という気持ちになります。俳優も、台本を手に持ってはいるけどもう台詞をあらかた覚えていて、いや覚えることが問題なわけではないのですが、身体的に飛び立ちたくて仕方ない!のを、「でも一応リーディングだからね」と言い訳のように台本を手に持っている。上演することへの抑えがたい欲求と、上演として面白くしなくては!!!という責任感を感じます。  でも、テクストの引き受け方を決める/決まるまでの段階があるはずで、リーディングというのはまだテクストをその身に引き受け切らなくてよい。異物に初めて対峙した一読者として、自分自身も新鮮に感じながらそれを飲み下し、その言葉を身体に通過させて起こることを味わいつつ開陳する、人体実験的食レポみたいなものなんじゃないでしょうか?(ただ、食レポと違うのは、今回の場合は飲み下したものへのリアクションを盛ったりしないで、過不足なく素直に読んで欲しいということです。)  そんなスタンスで、書き上がったばかりの(と書いている今現在必死で執筆中の)戯曲をリーディングします。4/25が稽古。4/26が稽古+上演です。その全体を公開します。

『昼の街を歩く』

劇作家の西尾佳織と演出家の蜂巣ももが、被差別部落のリサーチから戯曲を書き、上演を立ち上げるプロジェクト。2020年4月に始動して、2020年12月にワークインプログレス、2022年2~3月に初演@旧PARA。2022年度を通じて、西尾は戯曲のブラッシュアップを、蜂巣は2023年度の八王子での上演に向けたリサーチと準備に取り組んだ。
こちらから、初演版戯曲をご購入いただけます。
 

作|西尾佳織 出演|「劇作家の執筆に付き合う(付き合わされる)10日間」受講生 主催|PARA、西尾佳織