発表形式開発研究センター Research & Development Center for the Methods of Presenting Art Works
講師|Yoshida Yamar(吉田山)
熱海と東京都内を拠点とするArt Amplifier。
都市と山村の生活経験やその地の歴史を素材とし、都市のインフラや場所をオブジェクトとして再利用する思索を元に展覧会キュレーション/アートプロジェクト実践/出版/経営を試みつつ、社会のオルタナティブな関係性を実践する。
近年の主なプロジェクト
『都市GENEの抽出・反転・流通』(BankART Station,横浜,2024)、『俯いて見る/Gaze this urbs with downcast eyes.』(APRDELESP,CDMX,2024)、『MALOU A-F』(やんばるアートフェスティバル,沖縄,2024)
、以下キュレーションとして『URBAN GAZE』(APRDELESP,CDMX,2024)、『AUGMENTED SITUATION D』(CCBT 渋谷駅周辺,東京,2023)『風の目たち』(ジョージア&トルコ,2022-)、『のけもの』(アーツ千代田3331屋上,東京,2021)、『インストールメンツ』 (投函形式,住所不定,2020)等。
ART SITE神津島2024 共同ディレクター
ATAMI ART RESIDENCE プログラムディレクター2023年より継続中
CCBT 2022年度アーティストフェロー
Picture made by Shu Yonezawa
ゲスト
1月11日|オル太
ヴィジュアルアーツ/パフォーミングアーツの制度との折衝、社会学的/民俗学的フィールドワークを重ね、絵画、インスタレーション、映像、パフォーマンス、演劇など、様々な手法を用いて活動を展開する5人組のアーティスト集団。メンバーは井上徹、斉藤隆文、長谷川義朗、メグ忍者、Jang-Chi。日本の近現代を象徴する舞台装置のなかで、さまざまな共同体の基盤を揺さぶり、それを支えている思考や慣習、言語、生活様式を浮かび上がらせる作品を発表する。これまで参加した展覧会に、「青森EARTH2019:いのち耕す場所 -農業がひらくアートの未来」青森県立美術館(2019年)、釜山ビエンナーレ(2016年)、「内臓感覚 — 遠クテ近イ生ノ声」金沢21世紀美術館(2013年)など。公演にYPAMディレクション、ロームシアター京都、KAAT 神奈川芸術劇場、ソウル・マージナル・シアター・フィスティバルなど。第14回岡本太郎賞受賞(2011年)。
Photo: Takeshi Hyakuto
2月1日|トモトシ
1983年山口県出身。国立大学法人豊橋技術科学大学建設工学課程を卒業後数年にわたって建築設計・都市計画に携わる。2014年より展覧会での発表を開始。「人の動きを変容させるアクション」をテーマに主に映像作品を制作している。また2020年よりトモ都市美術館を運営し、新しい都市の使い方を提案している。主な展覧会に、「tttv」(中央本線画廊、2018)、「有酸素ナンパ」(埼玉県立近代美術館、2019)、「ミッシング・サン(芸術競技2021)」(代々木TOH、2021)、「絶望的遅延計画」(TAV GALLERY、2023)がある。
Courtesy of the artist
5月10日|李沙耶
1987年生。2019年に独立。平安時代から栄える目黒不動尊の参道に現代美術を取り扱うギャラリーLEESAYAをオープン。素材や技法にこだわらず、独自の表現を探求するアーティストを積極的に紹介している。2024年3月にはセカンドスペースBackyardをオープンし、同世代の様々なジャンルのクリエイターと共闘し、現代における表現の可能性について探り続ける。
https://leesaya.jp/