創造の形而上学と芸術作品──ホワイトヘッドとベルクソンを通して
講師(リレーション)
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概要
本レクチャーでは、創造をめぐる形而上学の観点から、芸術作品について考察する。参照するのは、ホワイトヘッドとベルクソンである。前者は「創造的前進」を、後者は「創造的進化」をキーワードに、世界そのものに行き渡った創造的な力について思弁する。とくにベルクソンは、こうした創造的な働きを芸術制作と重ね合わせて語り、世界そのものがひとつの芸術作品であるとさえ述べている。両者の思想をとおして、予測不可能な新しさへと突き進む創造性が、固有の芸術作品としてさまざまな存在者を生み落としていくダイナミズムについて考えることにしたい。
日時
2023年1月7日(土)17時〜18時30分
人